朝、ベロを出し、鏡を見ながら、舌そうじ。
歯磨きと同じように舌そうじは心地よい。
舌そうじした後、飲食をすると、舌の感覚が良くなって、なんでも
美味しく感じられるから、不思議だ。
これを知ったのは、今から20年も前のこと。
父は知らないだろうと思って、舌掃除用具のタングスクレーパーをプレゼント。
見せたら、ずばり、舌掃除用具と見破られ、ビックリしたのを思い出す。
どうして、知っているの?と聞けば、
戦前、父の小さい頃、
父のお父さんが舌掃除に竹製のものを使っていたのを見たそうだ。
なるほど・・・・。
戦前は、いろいろと良い風習や物が残っていたが、
戦後の外国教育の中で消えたものも多いようだ。
その中の一つが舌掃除のタングスクレーパーだ。
と84歳になった父が語ってくれた。
らん